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「親ばか」の薦め - 2007/10/29(Mon)

ご存知の方も多いと思いますが、私の大好きな、そして余りにも有名な次の言葉を紹介します。

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない

誉めてあげれば、子どもは明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる
「『子は親の鏡』−ドロシー・ロー・ノルト」

「親ばか」とは、「親が子に対する愛情に溺れ、はた目には愚かなことをして、自分では気づかないこと。」と『広辞苑』には書いてある。「親ばか」という言葉をドロシー流に定義しなおすと、「親が子に対する愛情に溢れ、時にははた目に愚かに見えようとも、自分の子どもを信じて、子どもの成長を見守ってあげられること。」昨今の親子や家庭に纏わる悲しい報道を耳にすると、皆もっと親ばかになっていいんじゃないか、ドロシー流であれ広辞苑流であれ、「親ばか」って素晴らしいと思っている。

前園―泰夢代表―


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