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コラム

「親のプラス思考が子どもを合格させる」(百瀬昭次著) - 2007/04/30(Mon)

今回は、「親のプラス思考が子どもを合格させる」(百瀬昭次著)という受験期のお子さんがおられる親御さんの心構えと賢い子育てについて書かれた本から、著者の述べておられることを要約する形でご紹介させていただきます。
 『<受験>は立派な「師」、それも学びとろうと思えば人生に役立つ貴重な知識や知恵をいくらでも教えてくれる、偉大な「師」です。また、受験期は、一人前の人間に向けて羽ばたく「自立期」であり、人生の一大転換期です。したがって、この時期に今後の人生に必要な「人生の目的」「自分の存在価値」「自己実現の仕方」「真の能力とその引き出し方」といったことを<受験>を通じて身に付けなければなりません。<受験>を成功させることと、充実した人生を生きることは、その過程のパターンが同じことから、<受験>は<人間学>を学ぶ格好の行事といえます。そこで自己実現の基本を取得すれば、合格は付録でついてくるので一石二鳥といえるわけです。
 また、<受験>とは、全く「個人的な問題」だということが重要です。自分自身の能力を信頼して合格を確信し、計画どおりにやることだけを心がけ、それ以外のことには心を奪われないようにコントロールすれば、それで十分なのです。例えば、自分以外の受験生を競争相手として見てしまうと、いつも他人のことが気になり、その分だけ貴重な時間が奪われ、劣等感や自己嫌悪にさいなまれ、学習意欲が減退するといったことが起こります。つまり、あくまでも自分自身の個人的な問題として捕らえ、自己の目標を設定し、その目標に向けて自己実現のためにひたすら努力することが、合格への一番の近道であると言えるでしょう。』
 『<受験期>とはつまり自立に向けて自分と向き合うことで自分を知り人間を知ることのできる、貴重な<黄金期>であり、人間学を学ぶ時期なのです。その結果の報酬として合格が付いてくるのです。』
著者の言わんとするところは、以上のような内容です。皆さん、どう思われますか?なるほど!と思われませんか?
泰夢は、教科指導・受験指導を通じ、自信と勇気と思いやり、そして「生きる力」と「夢」を養うことを目標に、一人一人の個性を大切にした授業を展開しています。一度、そんな泰夢の授業を体験してみませんか?

泰夢代表 前園


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