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コラム

子どもを想う - 2006/12/24(Sun)

幼い子どもたちの目に、今のこの世界はどのように映っているのだろうか?小さな体にどんな思いを抱いているのだろうか?切なくやりきれない思いがする場面に出会うといつもそんなことを考える。
昨年と今年の2回、ノンタブリーの障害者施設を訪問している。軽度の障害で、里親が見つかり幸せなその後を過ごす子どももいるが、施設で一生を終える重度の障害を持つ子どももいる。昨年訪問した際、拾われたばかりの3歳ほどの女の子は、大人に対する猜疑心からか体を硬直させ無表情に我々を見つめていた。今年その子は、まるで別人のように明るく無邪気な笑みを振りまいていた。純粋に嬉しかった。
「お母さんがどこにいるのか、だれなのか、責めたりなんかしないから。お母さん、わたしのことを思い出してね。わたし約束するから。わたしいい子でいるから。」タイの孤児達が歌う、かわいらしく切ない歌声に聞き入ると、込み上げてくるものがある。
バンコクでは、交通量の激しい交差点で花を売り歩く子どもたちがいる。学齢期にも達していない幼い子どもである。そして彼らの思いを歌ったタイの歌にこんなフレーズがある。「今日はいつもより赤信号が長かったらいいな。青信号が多いと赤字になっちゃう。」健気に生きる子どもの姿が浮かぶ。
どんな子どもにも伝えたい。親のいない子。障害を持つ子。裕福で何ひとつ不自由の無い生活をしている子。国籍を問わず次の世代を担うすべての子どもに伝えたい。決して自分一人ではない。今は遠く離れて会うことのない人かもしれないが、どこかに必ず自分を見守ってくれる存在がいる。そして、いつか必ず幸せになれると信じて強くたくましく生きてほしい。最近そんなことを思う。………ちょっと感傷的過ぎますか?
どんな環境においても自分の力を信じて、自分の力で逞しく道を切り開いていける、そんな子どもになって欲しい。私たちは日々そんな思いで、学習することを通して子どもと接しています。


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